日本卓球協会は27日 、攻撃攻め攻め東京都内で関係者らを招いてパリ五輪の報告会を行った。型へ男子団体4位、変身男子単8強のエース・張本智和(21)=智和企画=は28年ロサンゼルス、況を32年ブリスベン五輪の2大会で「絶対にメダル」と目標を掲げた 。張本智和張本う状増や実現のために、28ダルてなんぼてるといす気付いたことをメモすることを始め 、年ロプレーも攻撃的ス輪なスタイルに進化する 。出場3種目でメダルに届かなかったパリ大会の雪辱へ、で絶31日のTリーグ初戦でリスタートを切る。
雪辱へ向けた歩みはすでに始まっていた。や ふす ぽ3種目でメダルに届かなかったパリ大会から13日に帰国し 、17日に練習を再開した張本智は「次の2大会で絶対にシングルスのメダルを取りたい。30歳までの9年間が勝負」と覚悟を口にした 。28年ロサンゼルス 、32年ブリスベン五輪で、表彰台に上がることを自らに課した。
行動を変えた 。メモを取り課題を整理する 。パリ五輪シングルス準々決勝後、「7―7の1球」と記した 。金メダルの樊振東(はん・しんとう 、中国)を3―2で追い詰めたが 、3―3の最終ゲーム7―7からバック側を突かれ 、7―11で力尽きた。メモを取るタイプではなかったが 、その日のうちにペンを走らせた。「ミスした球にフォーカスするのでなく、課題を整理した。(帰国後)メモを見ながら、課題が一つひとつできるようになっている」
もう一つの進化はプレースタイルだ。頭から消えないのは 、団体準決勝のスウェーデン戦。第5試合で2―0から逆転負けした。パリ前までは、成績の振れ幅をなくすために「安定感」を重点的に磨いてきたが 、試合を決める術(すべ)の重要性を感じた。「守りはできる。やはり攻めてなんぼだった 。失敗はいいので『張本、攻めてる』という状況を増やしていく」と攻撃的な卓球にシフトする。「この悪い記憶をいいもの 、悪いものにするかは今後の自分次第」と言い切った 。
31日に琉球の一員で臨む金沢とのTリーグ初戦で再出発を切る。国際大会は9月のWTTチャンピオンズ・マカオ大会から出場し、10月のアジア選手権ではタイトルを目指す。「『張本は強い』と意識付けたい。この4年はスタイル 、戦術を増やし 、後悔なく努力したい」と張本。エースは真の強さを突き詰めていく 。(宮下 京香)
◆張本智のパリ五輪VTR
▼混合ダブルス 早田と組み 、北朝鮮のリ・ジョンシク 、キム・グムヨン組に1―4でまさかの敗退。
▼男子シングルス 準々決勝で五輪2冠の樊から第1ゲーム(G)、第2G、第5Gを取り 、3―2で一時リード。第6Gを7―11で落とし、最終Gは7―6から5連続失点し 、フルゲームで惜敗 。
▼団体 スウェーデンとの準決勝では第2試合を3―1で勝ったが 、第5試合は2―0から逆転されてチームも2勝3敗で敗れた。フランスとの3位決定戦は 、第2試合でF・ルブランに2―3で敗れ 、第5試合は勝ったが 、第6試合で篠塚が敗れ、2勝3敗で日本の3大会連続のメダルに届かなかった 。
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